理系脳で紐解く日本の古代史

既存の古代史に挑戦!技術と交通インフラを軸に紀元前2世紀頃から6世紀頃までの古代史を再考する!

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4 超人、稗田阿礼がいたとしても……

『古事記』の編纂には謎が多いし偽書だとする説もあります。『古事記』が、江戸時代後期まで、表舞台にほとんど登場せず埋没していたのに対し、『日本書紀』の方は、編纂の翌年から平安期まで、官僚の教科書として機能してきました。 それはともかく、今回は…

3 『記・紀』に向き合うスタンス

当ブログは、筆者の関心事の備忘録でもあります。したがって、その都度思いついたことを徒然なるままに綴っていきます。 まずは、最も古い歴史書と言われる『古事記』『日本書紀』に向き合う、筆者のスタンスを述べることにします。 『古事記』は712年、『日…

2 今の古代史に抱く「違和感」

筆者は長年にわたって『古事記』『日本書紀』を研究し、さらに5年かけて、全国津々浦々に鎮座する「一宮」103社をすべて参拝しました。ちょっとした自慢でもあります。 日本各地には 8万社以上もの神社が存在します。その中で歴史が古く格式の高い神社は「…