理系脳で紐解く日本の古代史

既存の古代史に挑戦!技術と交通インフラを軸に紀元前2世紀頃から6世紀頃までの古代史を再考する!

古代史各論

47 塩の道

<三室戸寺のしゃくなげ> 第44回ブログで予告した「塩の道」について言及します。 弥生時代、いや縄文時代の昔から、海を持たない地域には、どんな山奥であっても「塩の道」が通っていた可能性があります。その多くは今や役目を終えて消失し確認すら困難な…

33 暦の伝来

<初日の出> 令和2年を迎えました。年始にちなんで暦について書いてみようと思い、正月早々いろいろと調べてみました。 古墳時代の初め頃の日本には「暦」といえるようなものはなく、四季の変化を感じ、春になれば種をまき秋になれば収穫する、また月のめ…

13 神話が歴史をつくる!

江戸時代末期から大東亜戦争までは、特異な眼差しで古代史に向きあった時代でした。 周知のように、天孫降臨や神武東征はもちろんのこと、『記・紀』に記載された多くの神話や伝説も、歴史的事実として政治利用されたからです。 昭和の初期には、神武東征ル…

10 漢委奴国王印をめぐる諸説

前回記した「漢字伝来」の補足になりますが、西暦57年の漢委奴国王印(金印)について若干言及します。 この金印は、封泥のためのもの、駅鈴のような権威を表すものなどの諸説があり、奴国王が後漢の皇帝からもらったものとされています。 1784年、博多から…