前回までで、「古代史に向き合うスタンス(第1~10回)」、「神話や考古学に向き合うスタンス(第11~24回)」、「人・モノ・情報のネットワークと古代の技術・交通インフラ(第25~58回)」について、ひと通り言及しました。ブログをスタートしてから既に1年半。
読者の存在に配慮せず、ため込んだ文献・資料を整理するため、頭の中で思案していたネタを具現化するため、それらを漏らさず文章に落とし込むため、というもっぱら自分向けの理由から、これだけの期間を要してしまった……。
でも、「理系的視点に基づいた骨太の古代史(第1、2回ブログ)」を描くために、筆者にとっては欠くべからざる重要なプロセスでもありました。